ゲームの思い出「ザ・ビストロ ~料理&ワインの職人たち~」

あの頃はどんなクソゲーでも楽しんでやっていたんだ…
いやクソゲーという概念を持っていなかったからこそ何でも楽しかったのかもしれない…










「ザ・ビストロ ~料理&ワインの職人たち~」
プラットフォーム:PS
ジャンル:経営シミュレーション




かつてうちのニコニココミュの生放送で時々やってた
レストランを経営するシミュレーションゲームです。


あれは今から10数年前、
ワイン好きの親父が突然買ってきて
すぐ飽きて放置されていた哀れなゲームを
俺が持ち出して遊んだのがきっかけでした。


えー、クソゲーです。
ただし、いい意味でクソゲーです。
別に笑わせに来てるわけでもないんですが
妙な笑いがこみあげてくるいいクソゲーです。



プレイヤーはオーナーとなり、
日本の食堂、イタリアンレストラン、フレンチレストランのいずれかを選び
三ツ星レストランにするのが最終目標です。
オーナーはいったい何をすればいいのか!?


シェフやウエイターを雇用します。
シェフが作れる料理からメニューを決定します。
価格や仕入れ値を設定します。
店のテーブルの位置を決定します。


以上です。


あとは開店したあと店をぼーっと見てるだけです。
営業中はオーナーは何もできません。
時々客に「この料理に合うワインは?」とか聞かれますが
選択肢を放置しておけばソムリエが勝手に選びます。
ていうか自分で選んでもソムリエが選んでも運ゲーです。
ていうかそれで合わなかったとか客が怒っても進行に何ら影響がありません。


客が全然捌けず店の前に8時間並んでる客がいても(相席の概念はありません)
料理の食材の在庫がなくなってしまっても
オーナーは一切何もできません。



できることといえば音量の調整と「強制閉店」くらいです。
一時中断ではありません、強制閉店です。

開店しました、今日も一日頑張りましょう!
あっ、そういえば人気メニューの価格変更するの忘れた!
よし、強制閉店だ!
オーナー、今日もお疲れさまでした!
とゲーム内で10分くらいしか経過してないのにその日の営業が終了します。
仕入れた食材は全部生ゴミになり無駄金になります。再開しろよ!



でも、自分の選んだメニューやその組み合わせが注文されて
売り上げが加算されていく様子は眺めているだけでも楽しいものです。


CPUがアホなのか6人席に2人の客を案内しまくった結果
店の前に半日続く長蛇の列ができることもしばしばですが
着実に売り上げを伸ばしていけば関係ありません。
色んなシェフを雇って色んなメニューを載せ
人気レストランを目指そう!





と、お遊びはここまでです。
こんな超マイナーなクソゲーをやり続けた結果
悪魔みたいな戦術を生み出してしまいました。



このゲーム、賃金が低いとバイトのシェフやウェイターは
今日で辞めさせていただきますとバックレてしまいます。


しかし、シェフは最低一人、ウェイターやソムリエも最低一人はいなくてはなりません。
そのシステムの仕様上彼らは担当最後の一人になると
自分から辞めることはありません



なので、こいつらの賃金を0円にして人件費を大幅に浮かせることが可能です。
「シェフ、ウェイター、ソムリエ、副支配人を無賃金で働かせる」という
ワタミや温野菜も真っ青のどブラック体制が完成します。


シェフたちには満足度というものがあり、小さな顔のアイコンで表示されます。
当然賃金をゼロにされたシェフたちはカンカンであり、
顔のアイコンも怒った顔になっています。


が、しばらくそのまま放置しておくとどういうバグなのか見当もつきませんが
アイコンが満面の笑み(満足度MAX)になってる時があります


ランナーズハイとでも言いましょうか、働き過ぎて頭がアレになったとでも言いましょうか、
もはや僕たちはお客様の笑顔で食べていける!的なトランス状態になってしまうんですね。
人間こうはなりたくないもんです。



そしてこっちはゲームバランスを完全に崩壊させる悪魔の手法です。

お客様は料理を注文するついでに、時々セットでワインを注文します。
このワインですが、価格をいくらにしてもオーダーが入ります


原価千円の銘柄もよく分からないワインを80万で置いといてもオーダーが入ります。
吉祥寺の人間の頭と懐事情はどうなってんだ?
(よく吉祥寺ステージでプレイするのでリアルの吉祥寺に罪はありません)
会社帰りのOLやサラリーマン集団が80万のワインを次々頼んでいきます。キャバクラかよ!
ただしこの手法は金は湯水のように稼げますが
店自体の評価は普段通りと変わらないというか簡単に評価を稼ぐことができません。



そこで次のテクを応用します。

料理の原価を高くして売値を低くするほどお客様は喜びます。
高級食材を手ごろな価格で食べれたら嬉しいですもんね。
原価3000円のハンバーグを1200円くらいで売りましょう。
赤字覚悟どころかこのオーナー脳がアレなんじゃないかとか社員に心配されそうですが
この激ウマ激安料理を販売する代わりにワインでぼります


ハンバーグが10個売れ、ワインがそのうち5回頼まれたとしましょう。
仕入れ値はハンバーグ(10)*3000+ワイン(5)*1000で35000円です。
売値はハンバーグ(10)*1200+ワイン(5)*800000で4012000円です。
本日の収益はこの時点で3977000円です。
15オーダーで日商400万とかいうこの世の狂気が詰まったレストランの完成です。
そして、「あの店はクソうまいハンバーグを超安く売ってるぞ!」という評価が付きます。
なぜか水に色付けただけみたいなワインのことは見て見ぬふりをしてくれます
超絶利益を叩き出しながら店の評価を上げることが可能です。



社員に金は払わず激安ワインを原価の800倍で売って民衆を激安ハンバーグで騙す。
こんなもんもはや経営シミュレーションでもなんでもありません



ただし、特にこのワイン戦法を1年近く続けると
これもどういうバグなのか全く見当もつきませんが
お客さんが一切出現しなくなります。
メニューを戻しても適正価格にしてもボロ安にしてももう絶対に現れないので
店が生ける屍状態になり破産を待つだけになります。
ついに悪行がバレたか…!?感があってちょっと楽しいですが詰むのでこれはいけません。
用法容量を守って楽しく荒稼ぎしましょう。



こんな経営テクを紹介したあとでやる気にもならないでしょうが
見かけたらやってみると面白いかもね。
一時期何を血迷ったかアーカイブスが配信されていましたが
いつの間にか配信終了になってました。血迷いに気付いたんですね。







時々思い出したようにまた何か書きます。



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秀夫、生きて(Soraka)

放送で結構見ましたけど終わりが全く見えないゲームでしたね
進んだら支店を出したり3つ星レストランになったりするんですかね?

放送では一度だけ3つ星エンドを迎えました。
一つ制覇すると残りの二つも制覇すべく二周目(?)が始まります
プロフィール

いすぃ

Author:いすぃ
ゲームを作ってたりゲームしてたり何もしてなかったりしてます

お仕事あれば請け負います。
ゲーム作ってみたい!とか初歩からプログラムやってみたい!って人もご一報ください。

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