ホラーゲーム嫌いから見るホラーゲーム

最近バイオ7が出たようですが怖いらしいですね。
VRでは絶対にやりたくないです。VRじゃなくてもイヤです。










皆さん、ホラーゲームは好きですか?
俺は大っ嫌いです。



20数年生きてきてますが元来怖いものやびっくりするものが大の苦手でございます。
ホラー映画とかもダメです。びっくり系FLASHにもさんざんやられました。



そんな俺でも人生で何回かはホラーゲームをやる機会がありました。
自分がどうしてもやりたい!と言ってやったわけではなく
なんというか周りの煽りのノリでプレイした感じです。主に配信とかで。



ホラーゲームにもホラーの上下がありますね。
全然怖くないようなゲームからマジで神経をやられるゲームまでさまざまです。


ホラーゲーム嫌いが最も怖いと思うホラーゲームについてつらつら書いてみたいと思います。



〇一人称視点

まずこれに尽きますね。
一人称視点なだけでそのゲームの恐怖感が200倍くらいになります。

目の前に現れる、敵や幽霊が「自分自身」に対して寄ってくる、背後や側面が常に確認できない。
こんな恐ろしいことが許されていいんでしょうか。

背面を確認したら確認したでさっきまでいなかった幽霊や殺人鬼がいたら心臓がやられます。
VRホラゲーとか死んでもやりたくないしやったら死にます。


三人称視点のホラーゲームも怖いっちゃ怖いのですが

「ある程度周囲が確認できる」
「襲われているのはプレイヤーではなくそのキャラクター」
「どういう状況下に置かれているのか分かりやすい」


という点で一人称視点よりやや恐怖感は薄れます。


ただ、三人称視点でも固定カメラだと結構怖いですね。
初代バイオや零やクロックタワーなどは固定カメラですが
カメラが切り替わった瞬間に何かが現れたり
カメラ自体に何かが映ったりするのでそれは結構な恐怖です。




〇敵を倒せない/対抗手段を持たない

これはマジで怖いです。
とにかく「見つからないようにしないといけない」「ひたすら逃げなくてはならない」
を強制される
ため、ぶっ倒して進むランボープレイを行うことができません。
敵を倒せるゲームより相当操作に焦ることになります。


バイオシリーズはもう初めからぶっ倒すコンセプトのゲームですが
例えば零シリーズは写真を撮ることで幽霊を撃退、或いは完全に倒すことができます。
カメラ時は一時的に一人称になるのでやや怖い感はありますが
それでも敵を倒すことができるという安心感があります。


クロックタワーは一応対抗手段がありますが、基本的には武器やギミックがない時逃げ回ったり隠れたりするしかありません。
青鬼とかもそうでしたね。逃げてまくか、隠れてまくか。


SIRENは一応対抗手段があるようですがそれは限られておりしかも敵は何度でも復活するという鬼仕様。
基本的には見つからないように進むのがベストなようです。


ナナシノゲエムはこれらの最たる例ですね。
プレイヤーが敵に干渉できることが最初から最後まで一切ありません。
とにかく敵に追いつかれないように、触れないように逃げるしかありません。マジで怖いです。



〇操作性が悪い

仕様について文句を付けているわけではなく(まぁ半分文句ですけど)
キビキビ行動しないと生き残れないホラーゲームの世界において
操作性が悪いというのはかなーり恐怖感を煽ってくれます。


ホラーゲームの主人公のアクションが素早くスタイリッシュだったら怖さがかなり薄れるでしょう。
最悪ギャグみたいなゲームになる可能性もあります。


「移動速度が遅い」「方向旋回が遅い」「攻撃等の手段に切り替えるまでに多少時間がかかる」などなど
プレイヤーは早く何とかしないといけないのにこういった操作性の悪さがあるとそれが焦りにつながっていきます。

この辺はおそらく開発側もそれを理解していてあえて「操作性を悪くしている」のでしょう。
技術的にカスみたいな仕様になったのが功を奏したのならそれはただの天然です。



〇グラフィックレベルが低い

開発会社の技術力をバカにしてるわけではなく
背景や敵のグラフィックが荒いほうが不気味感が出るということです。

背景も敵も調理あるっていうのも怖いといえば怖いのですが
グラフィックが荒いほうが無骨さというか
「グラフィックをリアルにして恐怖感を煽るのではなく(それはできないので)演出面や雰囲気で怖がらせよう」
というのを念頭において開発なされている(であろう)ので
きっちりと制作側の怖がらせ方が伝わってきます。


PSの鬼多郎のゲームとかマジで不気味でした。
DSのナナシもそうです。
クロックタワーも不気味だったなぁ…



〇二度とやりたいと思わない/二週目をやりたいと思わない

ゲームがつまらないからではなく、怖くてもうやりたくない、あんな思いをしたくないという
恐怖感をプレイヤーに植え付けることができればそのホラーゲームは成功でしょう。

またやりたいと思われるということはプレイヤーになめられてます。
ホラーゲームというものはプレイヤーが慣れてしまった瞬間に終わりです。
あんなに怖かった幽霊との邂逅がだんだんギャグシーンに見えてくることもあるでしょう。

得も言われぬ恐怖を押し付け、そのままその恐怖を刻み込んで終わりまで進ませ、
もうあんな怖い思いはごめんだと思わせればホラゲー側の勝ちです。


callingというwiiのホラーゲームをやったことがあります。
これも一人称視点だったり操作性悪かったりで非常に怖かったのですが
途中の学校ステージで女の子の幽霊(?)に襲われるシーンがあり
そこで仲間に電話で連絡できなければゲームオーバーになるみたいなところがあるのですが
失敗して再開するたびに女の子の幽霊にまとわりつかれるシーンから始まるのでだんだん笑えてきてしまいました。

こうならないためにはどうするべきなのか?

・少し前から始めさせて一旦恐怖を忘れさせる
・失敗しても別ルートで話が進行する
・だんだん演出が変わってきて別の恐怖を煽る

みたいな方法があると思います。
なかなか入れるのは難しいかもしれませんが、プレイヤーが恐怖を恐怖と感じなくなってきたら負けです。




〇ステージが変わる/ベタだけど怖いところに放り込む

日常いくところはだいたいなんでも怖いところになりえます。
自分のうちだって薄暗がりで誰もいなければあっという間にホラースポットに。
遊園地だっていくらでも不気味になりますし、ビルなんて格好のホラーポイントです。

初代バイオはゲームと押しての舞台は洋館です。
零は廃日本家屋、SIRENは日本家屋+村風の異界です。
全体としてこういう舞台にするゲームも怖いのですが…

ステージごとに場所が変わるホラゲーはもっと怖いと思います。
せっかく把握してきたマップを全部なかったことにされ
またおっかなびっくり探索を始めなければいけません。
やっと慣れてきた雰囲気も一気に変えられてしまい
また恐怖と戦わなくてはなりません。



そしてそのステージにこれをぶっこんで来たら数え役満です。

・病院
・学校
・お墓


ベタではありますが我々「恐怖恐怖症」の面々からすると
これらがベタで一番恐ろしい場所という認識です。

こういうステージ作ってくる開発は完全に心がねじ曲がってます。
我々を殺す気満々です。
学校とかならまだしも病院とか本気であかんやろ…って感じです。




〇小物や本筋に関係のない演出が怖い

ゲーム進行に関係ない小物が作りこんであるとビクゥ!ってなりますね。
零で部屋の隅に置いてあった人形がいつの間にかこっち見てるとか
別の部屋から戻ってきたら人形が倒れてたり居なくなってるとか。

別にその人形が襲ってくるわけでもないし、ゲーム進行には全く関係ないですが
え?何が起きてんの?どういうこと?みたいな恐怖があります。


これの最たる例はサイレントヒル4かもしれません…
壁の穴から隣の部屋が見えるのですが
ゲーム進行に応じて覗いてみるたびにウサギの人形(ロビー君)がこっちを見てたり
だんだんこっちに近寄ってきてたりします。
見てる間は一切動きませんがじわじわ距離を詰められてる感じがして怖いです。
冷蔵庫から猫の鳴き声がするなぁと思って冷蔵庫開けたら血まみれの肉塊が入ってたり
ゾンビから電話かかってきたりします。いやまぁこれに関しては半分ギャグですけど…






というわけで俺が生涯プレイした中でマジで怖かったホラゲーベスト3です。


〇第3位:零

ちょこちょこ上でも出てきましたが
廃屋敷を探検しつつ幽霊を写真を撮って撃退するゲームです。
なんかこう書くと雑でコミカルですが実際かなり怖いです。

敵を撃退できるという点に関してはやや安心ですが
それも確実ではありませんし、四方八方から襲われることもあります。
また固定カメラ式なので死角とかをチェックすることもできず
操作性もやや悪いので逃げたり戦ったりで非常に焦ります。

ホラーゲーム苦手部の強い味方は
ゲームをポーズしたりメニュー画面にして一旦ゲームの進行を止め現実逃避することなのですが、
零はメニュー画面でしばらく放置してると怖い演出が始まったり顔が出てきたりします。
最悪です。作った奴はホラーゲーム嫌いなやつのことをよく分かってます。



また、このゲームで一番怖かった点として

セーブしたところから再開→次の部屋に行く→カメラの裾を幽霊が通り抜けていく
→次の部屋でそいつと遭遇…

みたいな流れがあったのですが、初回で一回そのあとやられてしまい
セーブポイントまで戻されることに。

まぁでも大体パターン分かったし大丈夫だろうとセーブポイントから再開し
次の部屋に行ったところ、カメラの裾を幽霊が通り抜けると思いきや
突然画面下部からカメラ目線で幽霊の顔がスッと出てきました。
まるで身構えていなかったのと別のを想定していたのとその演出で完全にパニックになりました。
勘弁してくれ…





〇第2位:サイレントヒル4・ザ・ルーム

サイレントヒルシリーズファンからはゲームコンセプトが変わったということで賛否両論の4ですが、
これはマジで怖かったです。ホラゲー嫌いがやってはいけません。
俺も何でこれを友達から借りてやったか覚えてませんが
生半可な覚悟でやると死にます。

ある日悪夢を見るようになってからマンションの一室に謎の力で閉じ込められてしまった主人公。
怪現象に悩まされながら風呂場に空いた大きな穴から異界に進み
異形の化け物たちに追われながらその世界を攻略します。
ステージを進めるごとに部屋の怪現象は徐々にひどくなっていき…


このゲーム、1面だけクリアして友達に返しました。
マジでダメです。いろいろ怖すぎます。
自宅ウロウロしてるだけで怖すぎます。
直接ゾンビが襲ってくる方がまだマシです。
こういうじわじわ来る恐怖が一番心に来ます。


敵もグロキモイデザインで(秀逸ですが)見るのも恐ろしいです。
一応倒すことは可能ですが、倒せない敵もいますし
武器も限られてくるので慎重に行動したり相手にせず逃げたりしないといけません。
ステージ1は地下鉄ステージなのですがほんと怖いです。
我ながらよく1面クリアまで頑張ったと思います。


前述しましたが人形が徐々に近づいてきてたり
ずーっと部屋で謎のうめき声や赤ちゃんの泣き声がしてたり
ねこの鳴き声が冷蔵庫からすると思ったら肉塊入ってるし
かかってきた電話取ったらゾンビがうめいてるし(無視したらずーっと鳴ってる)
ドアの外を穴から覗いたら何者かがこっち覗いてるし
窓の外眺めてたら赤ちゃんの首が落ちてきたり
風呂の蛇口から血が流れだしたり

部屋にいるだけで精神がやられます。




〇第1位:ナナシノゲエム(目)

ホラーゲーム得意な人、好きな人は
「え?これ一位?全然怖くなかったよ」とかいうかもしれません。
これホラーゲーム苦手な人にやらせたら確実にトラウマになります。


先に上げたホラゲにおける大事な要素がすべて盛り込まれてます。
もはやこれのために記事書いたんじゃないかってくらいです。
一人称視点であり、敵は一切倒すことが出来ず、操作性は最悪で(主人公の足も遅い)、
ステージいっぱいあるし病院ももちろんあるしグラは荒くて怖いし
全体の演出や細かい演出や一気に脅かす演出も怖いしもう二度とやりたくありません。



配信された後一週間以内にクリアしないと死んでしまう呪いのゲーム。
これにまつわる謎を解くために主人公がいろいろ頑張ります(雑)。


ステージ1は動きに慣れたり不気味な雰囲気に慣れたり。
暗がりになったマンションの一室を探索します。
謎の音がしたりテレビ勝手についたり鏡急に割れたり…
ガクブルしながら進みます。

ステージ2では急に舞台が電車の中に。
もちろん誰も乗っておらず不気味な声に追われながら探し物をします。


で、ここでステージ3ですが
いきなり病院になります。最悪です。


電気はついているものの誰もいない病院をさまよっていると
ついに敵の登場です。
見た目は人間ですが肌は青白く、目と口に大きな穴が開いている「ルグレ」です。
移動速度は遅いですが着実に主人公を追いかけてきたり、ぼんやりとそこに立っていたりします。
撃退手段は一切なく、触れた瞬間にゲームオーバーです。
これがほんとに怖いですね…
ただそこにたたずんでるやつに当たらないように横を進んだりしても
ちょっとでも触れてしまったら即襲われてゲームオーバーです。
プレイヤーの意思関係なく視点がそっちに移されルグレの顔のアップが映り殺されます。
これが怖い…
意図しない接触やプレイヤーの気付かない接近を許した場合も
まっすぐ進んでいたはずが操作もしていないのに勝手に主人公が振り返りルグレのアップが映って…となります。
心臓に悪いです。


だんだん見た目がおかしなことになってきた病院を進み、お目当てのものを見つけると
今度は明確にルグレに追われることになります。
もはや来た道もよく分からないし覚えてもいない混乱の中
操作性も悪く足も遅い主人公を操作して何とか逃げねばなりません。
マジで怖いっす。


その後もてんやわんやあるのですが
もう俺はギブです。

ちなみに続編の「目」は何と敵に一定距離まで近づかないと目視することができません。
気が付いたら敵が目の前に…!なんてこともあり得ます。ふざけんなよ!(泣)
敵が近くにいるとDSの半分の画面にノイズが入るようになっているのですが
これで敵の位置を知ろう!とかいうより単に恐怖を煽る演出として怖すぎます。

ちなみにナナシはかつてニコ生でプレイしてたのを誰かが録画したものが
ニコニコのどこぞに上がっているので、探したらあるかもしれません。本気で怖がってますし
常人なら3分くらいで抜けるところに30分かけてます。
もう二度とやりたくありません。





というわけでホラーゲーは恐ろしいねという話でした。死ね!




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バイオハザード1~3は面白いですよ

敵を倒せない以外は全て当てはまりそうですが

ホラーゲームが苦手な人目線からのホラーゲームの考察というのが新鮮でとても素晴らしい記事でした。雛ちゃんメイズタワーでもホラーステージがありましたが、ホラーゲーム苦手なのによく作りましたね‥‥‥

>バイオハザード1~3
バイオシリーズはどんなのかは知ってるけどやったことあるのは5だけですね…
5はホラーというか別の何かでしたが。


>ホラーゲーム苦手なのによく作りましたね‥‥‥
ホラー嫌いゆえにほかのホラー嫌いが何をすれば怖がるのかがだいたいわかるので
そういう他のホラー嫌いの人への嫌がらせをするのは好きです(クズ)

私的にはバイオ5が怖かったですね
ゾンビとかクリーチャー的なヤツよりも怒り狂った一般人みたいなやつらが
「チクワァ!!」とか叫びながら棍棒とか割れた瓶振り回しながら追いかけてくるのがマジで怖かったです
クリーチャーなら「お、出たなw」程度で済むんですけどね…

バイオ5は初見はびっくりポイントが多かったですが慣れちゃえばただのTPSでしたからね…
なんというか不気味なものに対する恐怖というよりはヤベー奴に対する恐怖や生理的嫌悪が強い印象でした

今までやったホラゲだとクロックタワーは本当に怖かったですね
あれで敵の正体や行動原理とか、どういう場所だとか、そういうわけのわからなさというのも怖さの1つの要因だと気付きました
ビックリ系よりじわじわ心に来る系のホラゲは本当に恐い

脅かしてくるのとゆっくり恐怖が襲ってくるのでは恐怖のタイプが違いますからね…
びっくり系はそれはそれで怖いですがじわじわ来るのは恐怖と焦燥感で操作もままならなくなりますし…
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いすぃ

Author:いすぃ
ゲームを作ってたりゲームしてたり何もしてなかったりしてます

お仕事あれば請け負います。
ゲーム作ってみたい!とか初歩からプログラムやってみたい!って人もご一報ください。

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