個人でゲーム作るときに大事な「妥協」

今のこの時代、企業だけでなく個人でも簡単にゲームを作れるようになってきました。

ただ、簡単とは言いましたがあくまで従来に比べて簡単になっただけであり
たくさんの課題が残っています。
本当の「個人」で作るのであればなおのことです。

個人で作るためにものすごい大事なことについて書いてみます。











ここでは、マジモンのゼロ(開発環境はあるとして)からゲームを作るとします。
必要なものは何でしょうか。

・システム/プログラム
・グラフィック/世界観やキャラデザイン
└UIデザイン
・サウンド/BGM
・シナリオ
…etc


頭痛くなってきますね。
企業であれば適材適所、餅は餅屋。
それぞれの分野に長けた人たちがそれらを担当します。
キャラクターのデザイナーがいて
サウンドディレクターがいて、
プログラマーが複数人いて…



これを一人でやらなくてはならないわけです。
ゲームの規模を大きくすればするほど、やることの数は膨大に増えていきます。




企業、集団でゲームを作るときにはあまりよろしくありませんが
個人でゲームを作るときはかなり有効に使える必殺技があります。
その名は「妥協」です。


言葉的にはネガティブなイメージがありますが、
いい方向に妥協して楽をするということです。




まずは手近な妥協からです。
プログラムはほとんどわからないからゲームが作れない…

であれば、それでもゲームが作れるツールを使いましょう。
RPG的なものならRPGツクールを使えば何とかなります。
RPGツクールを使ってRPG以外のものも作れますしね。

ノベルゲーを簡単に作れるツールだってありますし
この辺はやりよう次第で何とでもなります。

その「ガワ」を取っ払ってゲームを作りたい場合のみ、
自分でコードを打っていかねばなりません。




サウンド/BGMを自分で用意するのが厳しければ
ありがたくフリーのものを使わせていただきましょう。
完全フリーのものもあれば、クレジットを入れることで使わせていただけるものもあります。


なるべく雰囲気に合ったものを選びましょう。
ただ、SEに関してはフリー素材を使うことで7割くらいの確率で
製作側からしてもユーザー側からしても
「どこかで効いたことある効果音」になってしまうことだけは覚悟してください。




さぁ、グラフィックです。
グラフィックも背景とか小物とか可能なところはフリー素材を借りたりしていいのですが
問題はキャラクターです。
キャラクターの絵までどこかから借りてきて来たものにしてしまうと
もうほとんどあなたの作品ではなくなります。

RPGツクールでデフォ素材を使って中身をこねくり回してるだけなのと同じになっちゃいます。

それでもゲームが面白ければ問題はないでしょうけども
「あなたの作品らしさ」はどんどん薄れていくでしょう。



というわけで、こういう時はキャラを描く上でまず
キャラクターのデザインを妥協しましょう。
あくまでもポジティブな方向に妥協するのが大事です。


人間描けないなぁ…
人間じゃないものを主人公にしたり登場させてみよう


動物とかも描けないなぁ…
丸とか四角のキャラクターがいるシンプルな世界観にしてみよう


そのうえでもキャラ描くの難しいなぁ…
プレイヤー自体を主人公にすれば主人公視点になるから
 FPSやSLGみたいな感じのゲームにしてみよう



キャラデザはいいとして歩行とかのアニメーションを描くのが苦手だなぁ…
歩行しなくても済む、立ち絵だけで済むゲームシステムを考えてみよう


手や足が上手く描けない…
体は人間でも手や足が人間じゃないキャラにしてみよう
 足は幽体とか腕だけつるっとした機械になってるとか


アクション作るってのは決まったけど、歩行や攻撃グラが大変そう…
例えばの話、主人公をランプの精ってことにして
 普段はランプ状態で行動して攻撃時だけ煙が出てきて人間形態になるってことにすれば
 少なくとも通常、歩行モーションの手間をかなり省けるよ




これが集団だったらシステムに合わせたキャラデザにしなければなりませんし
ある程度決まったキャラデザにあとからダメ出しするのも難しいとこですが
個人で作ってる強みはここにあります。
あとから何をどう変えても誰の迷惑にもなりません。


企画を考えてる段階でキャラデザとの兼ね合いをとったゲームシステムを考えてもいいですし
ある程度システムは決まった段階でキャラデザに合わせてシステムを変えたり
システムに合わせてキャラデザを強引に決めちゃってもいいのです。
むしろそれによって面白いアイディアや世界観が生まれることだってあります。




無理に最初に決めたデザインなどを押し通して
なかなか進まずモチベーションが下がり
製作が滞ってしまうというのが一番の問題です。


企業のゲーム製作はモチベとか関係なく給金が出るからやりますけど
個人ゲーム製作はそういう(固定給的な)のがないので自身のモチベーションが原動力です。
ですからそれは可能な限り高く保たねばなりません。



完璧に何から何まで1から作ることは
よっぽどの修練を積んだうえでマルチに何でもできる人でないとほぼ不可能です。
特に、ゲーム製作の経験はないけど
ぼんやりとゲームを作ろうと考えている人が全部やろうとすると確実に破綻します。
フリーで使わせていただける素材はありがたく使わせていただき
ツクールとかで実現可能なゲームならそれらを利用させてもらいましょう。


「作ってて楽しい」状態のキープのためにも
こういうところは妥協しまくっていい方向にしっかり手を抜いていきましょう。


システム、UIデザイン編に続く。
その②へ


テーマ : ゲーム製作 関連
ジャンル : ゲーム

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